2023年5月22 日(月)、富士市の小長井義正市長と山田教文副市長が富士ヒノキ製ワークブース「WOOBO(ウーボ)」を視察されました。このWOOBOは、富士山麓の厳しい環境下でゆっくりと育った富士ヒノキを使用した「FUJI HINOKI MADE(フジヒノキメイド)」製で、富士市立中央図書館分館1階 テレワーク実践会議室に設置されています。
市長、副市長より、富士ヒノキの認知拡大と活用推進の取り組みについてご教示いただき、グリーンデジタル&イノベーション株式会社の井福陽一社長と石川玄哉取締役からは、キイノクス プロジェクトとWOOBOについての説明をいたしました。国産木材や富士ヒノキの利活用についての意見交換のあと、小長井市長がFUJI HINOKI MADE製のWOOBOを実際に体験されています。
小長井市長は、WOOBOに入ると、
「あぁーー、いいですね。かなり香りがしますね。」
「照明もいいですね。やわらかい感じがして。」
と、早速WOOBOの特徴を体感いただき、こだわりポイントである照明のことも気付いてくださいました。WOOBOの照明は照明デザイナーとともに、オンライン会議で顔が明るく、キレイに映るという点にこだわって開発。スギよりも明るい色みの富士ヒノキで制作していることもあり、これまで以上に明るく圧迫感を感じにくい印象の仕上がりになりました。
さらに小長井市長には、WOOBOの中に入って扉を閉め、実際に使用するシーンを想定した体験もしていただきました。下記のような嬉しいコメントをいただいております。
「外から見ると窮屈そうに見えたけど、実際に中に入ってみると、狭さを感じないし、木の香りとぬくもりが感じられる。長時間いても、なんの苦痛も感じないほどの快適性がいいですね。これなら、住居や執務室にも設置できそう。」
最後に、今回のキイノクスとの取り組みについて、期待してることをお聞きしました。
「富士市のみなさんには、テレワーク実践会議室に設置したFUJI HINOKI MADE製のWOOBOに触れてもらい、知ってもらい、木材を使用する際には富士ヒノキを選択肢に加えてもらえればと思います。また、FUJI HINOKI MADE製WOOBOの設置を機に、富士山麓の豊かな自然の中で育ったヒノキを“富士ヒノキ”として差別化し、地産地消とともに首都圏に近いという利点を活かした都内で消費する“地産都消”も視野に入れ、富士ヒノキ認知拡大の起爆剤となれば嬉しいです。」
今回の視察の模様は6月15日発行の富士ニュースにも取り上げていただきました。富士市立中央図書館に設置させていただいたFUJI HINOKI MADE製のWOOBOが、富士市を訪れる多くの方々にとって富士ヒノキに触れる機会となり、この取り組みがFUJI HINOKI MADEの認知拡大に寄与できましたらと思います。