グリーンデジタル&イノベーション株式会社は県産材の新たなローカルサプライチェーン「キイノクス サプライチェーン」を岐阜県で本格的に開始。「キイノクス サプライチェーン本格始動」という見出しで、日刊木材新聞朝刊8面(2022年12月27日付)に掲載されました。
キイノクス サプライチェーンは、製材・プレカット工場や地域工務店、木材卸が協定を結び、木材の規格や価格を取り決めたうえで、工務店の施工目標棟数や製材事業者の在庫などの情報を可視化。チェーンの構成企業が情報を共有する仕組みです。木材の需要・供給情報の見通し管理の強化をすることで、一定期間における価格の固定化も目指します。
サプライチェーンはイノベーションを利用した国産材の流通・利用促進を目指しているキイノクス プロジェクトの一環。岐阜県でのローカルサプライチェーンの構築は、国土交通省の「地域型住宅グリーン化事業」にも採用されています。
この度は本格始動に当たり、川中(木材加工業・流通業など)と川下(工務店・建設業など)を結ぶサプライチェーンの機能を新たに加えました。
工務店約40社、製材・プレカット5社でスタートし、今後順次メンバーを増やしながら事業を拡大していきます。