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オフィス空間の中でも、エントランスは会社の「顔」ともいえる重要な役割を果たします。空間デザインを検討する際、エントランスには他の空間以上に創意工夫が求められるでしょう。
本記事では、オフィスエントランスが重要とされる主な理由や、効果的にデザインするコツについてわかりやすく解説しています。オフィスエントランスのコンセプトとしておすすめしたい「緑化・木質化」や、おすすめアイテムも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
| 目次 オフィスエントランスが重要といわれる理由 オフィスエントランスを効果的にデザインするコツ オフィスエントランスを緑化・木質化するメリット オフィスエントランスにおすすめのアイテム オフィスエントランスを効果的にデザインしよう |
オフィスエントランスが重要といわれる理由
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はじめに、オフィス空間の中でもとくにエントランスが重要視されている主な理由を確認しておきましょう。
来訪者に与える第一印象を左右する
1つめの理由として、エントランスはオフィス来訪者が最初に目にする場所である、という点が挙げられます。洗練されているデザインのオフィスであっても、第一印象が芳しくないために全体の評価が下がってしまうことは十分に考えられるでしょう。エントランスでポジティブな印象を与えることは、オフィス来訪者に安心感や信頼感を抱いてもらう上で非常に重要なポイントです。
企業の理念やブランドメッセージを表現できる
エントランスのデザインを通じて、抽象度の高いメッセージを伝えられることも理由の1つです。経営理念やブランドメッセージは、言葉で伝えるだけではあまり印象に残らないケースが少なくありません。デザインを通じて視覚的に表現することで、言語化が困難な理念やメッセージも含めて伝えられます。このように、オフィスエントランスは「おもてなし」の場であると同時に、自社にとって希少な「表現」の場ともいえるのです。
適切なセキュリティ対策が求められる
オフィスエントランスは、社内外を隔てる「関所」に相当します。来訪者の入室から退室までを適切に管理し、不正行為が発生しにくい仕組みを確立しておくことが大切です。
また、エントランスに適切なセキュリティ対策が講じられていることを視覚的に伝えることも、重要なポイントといえます。誰でも自由に出入りできてしまう無防備な状態ではない、と一目でわかること自体が、強力な抑止力になり得るからです。エントランスをデザインする際には、セキュリティ対策の観点を取り入れることも意識しておくとよいでしょう。
オフィスエントランスを効果的にデザインするコツ
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オフィスエントランスの役割を踏まえて、効果的なデザインにするための5つのコツを紹介します。
自社のロゴやシンボルを軸に構成する
企業ロゴやブランドロゴ、シンボルマークなどは、エントランスのデザインを通じて伝えたい要素の1つといえます。来訪者が最初にロゴやシンボルを目にすることで強く印象づけられ、記憶に残る確度が高まるからです。
まずは、ロゴやシンボルをどの位置にどう配置するのかを慎重に検討しましょう。その上で、ロゴやシンボルを軸にエントランス全体のデザインを構成していくことをおすすめします。
コーポレートカラーを取り入れる
コーポレートカラーを効果的に取り入れることも、デザイン上のコツといえます。コーポレートカラーを内装全体のベース色として使用したり、部分的に差し色として使ったりすることで、自社のイメージを象徴する空間に仕上げられるでしょう。コーポレートカラーをどのように配置するのか、デザインコンセプトを検討する段階から明確にしておくことが大切です。
照明を効果的に活用する
エントランスに配置する照明も、空間の雰囲気を大きく左右する重要な要素の1つです。時間帯に応じて調光を変化させたり、スポット照明を取り入れて着目してほしい箇所を浮き立たせたりすることで、より印象に残りやすい空間デザインになるでしょう。
照明の当て方によっては、空間に奥行きをもたせる効果も期待できます。とくにエントランスに十分な広さを確保できない場合には、照明を工夫することで実際よりも広く感じられる空間づくりを目指すのも1つの方法です。
音や香りの要素も取り入れる
エントランスの空間デザインは視覚的な要素に限られているわけではありません。聴覚や嗅覚もまた、空間を印象づける工夫として効果的です。
たとえば、エントランスにアロマディフューザーを設置すれば、香りの効果を手軽に演出できます。癒し効果のある音楽や環境音を流すといった方法もあります。ただし、香りや音に関する好みは人それぞれです。さまざまな人が来訪するエントランスには、主張が強すぎる香りや音を採用しないほうが無難でしょう。
観葉植物や自然素材の什器を配置する
オフィスエントランスに観葉植物や自然素材の什器を配置するのもおすすめの方法です。無機質になりやすいオフィスに自然の要素を取り入れることで、癒し効果やリラックス効果がもたらされます。オフィスを訪れる人を「おもてなし」するという意味でも、取り入れておきたい手法の1つです。
たとえば、植栽付きの什器や天然木で作られているインテリアの中には、大規模な工事を伴うことなく手軽に配置できるものもあります。自然がもたらす癒し効果を、エントランスのデザインに取り入れてみてはいかがでしょうか。
オフィスエントランスを緑化・木質化するメリット
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オフィスエントランスの緑化・木質化は、おすすめのコンセプトの1つです。緑化とは植物のグリーンを取り入れること、木質化とは木の素材で作られた什器などを取り入れることを指します。緑化・木質化によって得られる主なメリットは次のとおりです。
来訪者にリラックスしてもらえる
1つめのメリットは、自然がもたらす癒し効果によって、来訪者にリラックスしてもらえることです。グリーンがもたらす視覚的な要素や、木の温もりや香りが、来訪者の緊張をほぐす効果が期待できます。エントランスにこうした工夫を施すことは、「おもてなし」の空間づくりという意味でも効果的な取り組みといえるでしょう。無機質になりがちなオフィス空間に自然の温かみを添え、親しみやすい印象を与えられることが大きなメリットです。
限られたスペースにも取り入れられる
必ずしも広いスペースを確保する必要がないことも、緑化・木質化のメリットといえます。植栽パーティションや天然木で作られたインテリアの中には、限られたスペースに設置できるコンパクトなものもあるからです。既存のオフィスエントランスを拡張することなく、現状のスペースを活かしたリノベーションを実現できるでしょう。大規模な工事を行うことなくエントランスのイメージを変えられることは、緑化・木質化の大きなメリットの1つです。
従業員の満足度向上にもつながる
オフィスエントランスは来訪者だけでなく、毎日オフィスに出社する従業員が必ず通過するスポットでもあります。気持ちよく出迎えてくれる空間があることは、日々の業務へのモチベーションアップや、職場環境に対する満足度向上にも寄与するでしょう。従業員満足度の向上を目指す施策の一環として、オフィスエントランスのリノベーションを位置づけるのも1つの考え方です。オフィスグリーンのメリットや導入方法については、次の記事もあわせてご参照ください。
オフィスエントランスにおすすめのアイテム
オフィスエントランスのイメージアップにつながるアイテムを紹介します。いずれも大がかりな工事は不要で設置できるため、コストを抑えつつエントランスのデザインを改良したい事業者様にもおすすめです。
社名・受付電話を上品に演出する受付台
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会社名・ロゴ入りのサイン付き受付台です。国産くるみ突板材を使用した温かみのあるデザインが、上品で親しみやすいエントランスの雰囲気を演出します。
壁や床に固定せず、現地で組み立てて置くだけで完成するため、手軽に設置できることもおすすめのポイントです。組立用パーツを最小限に抑えることで、解体や組替えを手軽にできるよう工夫されています。来訪者が最初に目にする受付電話台に、温かみの感じられるアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。
空間を緩やかに区切る植栽パーティション
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上部に鉢受が付いた天然木のパーティションです。着座した状態では視線を遮り、立位では圧迫感の少ない目隠し効果を発揮します。エントランスとオフィススペースを緩やかに区切るアイテムとしても、エントランスホール内に設けられた簡易的な打ち合わせスペースとの区切りとしてもおすすめです。
深さ200mmの鉢受内部には、4~6号の植木鉢を6~8鉢程度格納できます。空間を緩やかに区切りつつ、グリーンの癒し効果を添えられるアイテムです。
工事不要で木質化できるフローリング
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国産ナラ材をはじめ、天然木で作られたはめこみ式のフローリングです。工事不要で簡単に設置でき、エントランスを木の温もりが感じられる心地よい空間へと早変わりさせられます。壁や床に固定しないはめこみ式のため、設置後も簡単に解体でき、繰り返し使えることも大きなメリットです。エントランスの木質化を手軽に実現したい事業者様にも適しています。
執務エリアとの区切りに活用できる一坪カフェ
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約一坪分のスペースに置くだけで完成するカフェ風カウンターテーブル&スツールセットです。カウンターテーブルには天然木(スギ無垢材)を使用し、暖かな色味や手触り、香りなどの味わいがあります。また、表面にはスリット加工が施されており、木目の美しさがいっそう際立つデザインとなっていることも特長の1つです。エントランスで少しの間お待ちいただく際の小休憩スペースとしても、執務エリアとの仕切りとしてもご活用いただけます。
オフィスエントランスを効果的にデザインしよう
オフィスエントランスは、会社の第一印象を左右する重要なスポットです。企業の理念やブランドイメージを視覚的に表現できる場でもあると同時に、適切なセキュリティ対策が求められる場所でもあります。エントランスを来訪者への「おもてなし」の場にしたい事業者様は、空間の緑化・木質化も1つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
キイノクスでは、エントランスをはじめとするポイントリノベーションや、オフィス全体のリノベーションなど、企業ごとの課題に応じた空間づくりをご提案しています。エントランスを心地よい空間にしたい事業者様、空間デザインに関する提案をしてほしい事業者様は、ぜひキイノクスにご相談ください。
