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2026.01.21オフィスカフェとは? 休憩室をカフェ風にする効果や空間づくりのコツ

近年、オフィスの役割が変化しつつあります。従来のような「働くための場所」から、「従業員が快適に働くための空間」へと様変わりしているのが実情です。オフィス内にカフェ風の休憩室やリフレッシュスペースを設ける「オフィスカフェ」も、こうした流れを受けた取り組みの一環といえるでしょう。

この記事では、オフィスカフェが注目されている理由や設置によって得られる効果、具体的な活用例についてわかりやすく解説しています。カフェ風休憩室を導入している企業の事例や、快適な空間づくりのコツもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

目次
オフィスカフェとは 
休憩室をカフェ風にすることで得られる効果
カフェ風休憩室の活用例
カフェ風休憩室の導入事例
カフェ風休憩室の空間づくりのコツ3選
カフェ風休憩室はポイントリノベーションにもおすすめ

オフィスカフェとは

はじめに、オフィスカフェとはどのようなものかを整理します。近年オフィスカフェが注目されている理由や、社員食堂との違いを押さえておきましょう。

オフィス内に設置するカフェ風のリフレッシュスペース

オフィスカフェとは、従業員が社内にいながらカフェでくつろいでいるような時間を過ごせるよう、オフィス内に設置されるカフェ風スペースのことです。ランチの時間帯に休憩室として活用されていることもあれば、短時間のリフレッシュに利用されていることもあります。

リフレッシュスペースとはいえ、簡易的な打ち合わせや勉強会、社内イベントなどに利用する多目的スペースの役割を兼ねた運用も可能です。このように、多彩な目的で活用できる点がオフィスカフェの特徴といえます。

オフィスカフェが注目されている理由

オフィスカフェが注目されるきっかけとなったのはコロナ禍です。テレワークを導入する企業が増えたことにより、オフィスが果たす役割が再評価・再解釈されつつあります。オフィスは単に「集まって仕事をする場」ではなく、有意義な対面コミュニケーションのための場として認識されるようになりました。

カフェ風休憩室には、リラックスして過ごせる空間を提供すること以外にも、さまざまな目的があります。社内交流やコミュニケーションのための場として活用してもらい、社内の活性化を図ることもオフィスカフェの重要な目的の1つです。

通常の休憩室や社員食堂との違い

従来の休憩室や社員食堂は、従業員が食事や休憩時間を過ごすための物理的な場所の提供が主な目的でした。

カフェ風休憩室には、休憩時間やリフレッシュタイムをより快適で有意義なものにする工夫が施されています。従業員がリラックスして過ごせるよう、執務スペースとは雰囲気を大きく変えているケースも少なくありません。このように、休憩そのものを目的とするのではなく、休憩やリフレッシュの「質」を高めることを重視している点が、通常の休憩室や社員食堂との大きな違いです。

休憩室をカフェ風にすることで得られる効果 

休憩室をカフェ風にすることで、具体的にどのような効果を得られるのでしょうか。主な効果として挙げられるのは次の4点です。

 集中力のリセット効果を得られる

くつろいで過ごせるカフェ風スペースが設けられることで、従業員は心身を休息させる時間を確保しやすくなります。これにより集中力がリセットされ、業務効率や生産性の向上につながる効果が期待できるでしょう。

人が集中していられる時間には限りがあります。とくにデスクワークの場合、長時間同じ姿勢で仕事を続けることは健康面にも良くありません。定期的にリフレッシュする時間を作り、集中力を回復させてから仕事に戻ることは、高いパフォーマンスを維持する上で重要なポイントといえます。

社内コミュニケーションが促される

オフィスカフェは社内コミュニケーションを促す場としても有効です。一時的に業務を離れて話せる空間が設けられることで、よりカジュアルな会話が生まれやすくなります。オフィスカフェが部門を超えた交流の場となり、新たなアイデアがもたらされる可能性もあるでしょう。

会議室やミーティングスペースでもコミュニケーションを図ること自体は可能ですが、どうしても業務の延長線上にある会話というイメージになりがちです。執務スペースとは雰囲気が異なるカフェ風休憩室を設けることで、よりフラットな関係性を築きやすくなる効果が期待できます。

心理的安全性が高まる

執務スペースとは異なる対話の場があることは、職場の心理的安全性の向上にも寄与します。日頃から言葉を交わす機会が増えることによって従業員間の相互理解が深まり、発言しやすい・意見を言いやすい関係性を築きやすくなるからです。

たとえば、他部門の従業員に業務上の依頼をする際、一度も話したことがない相手よりも会話をしたことがある相手のほうが頼みやすいと感じるケースは少なくありません。お互いの人となりを知っているかどうかは、緊張や警戒心を解く上で重要なポイントとなるでしょう。

職場環境の改善に向けた取り組みについては、次の記事で詳しく解説していますのであわせてご参照ください。

人材採用を後押しする効果が期待できる

カフェ風の休憩室が社内に設置されていることによって、人材採用を後押しする効果も期待できます。従業員にとって働きやすい環境の整備に力を入れていることが伝わるなど、会社としての考え方やスタンスを対外的に示す象徴的な場所になり得るからです。

求職者の多くは、会社説明会や面接でオフィスを訪れた際の印象を重視しています。リラックスして過ごせる空間が用意されていることは、求職者に好印象を与える要因の1つとなるでしょう。

カフェ風休憩室の活用例

オフィスカフェには休憩室としての用途以外にも、さまざまな活用方法が考えられます。具体的な活用例を見ていきましょう。

情報収集や共有の場として活用する

カフェ風休憩室は、情報収集や情報共有の場として活用できます。業界誌など仕事に役立つ情報が掲載されている本を自由に閲覧できるよう、書棚やマガジンラックを設置してもよいでしょう。また、簡易的な掲示板や社内広報スペースを設けることで、社内イベントの告知などにも活用できます。従業員エンゲージメントの向上につながる情報提供の場として、カフェ風休憩室を活用してみてはいかがでしょうか。

簡易的なミーティングスペースを兼ねる

カフェ風休憩室を簡易的なミーティングスペースとして活用する方法もあります。会議室を予約するまでもない連絡や情報共有のためのミーティングであれば、息抜きを兼ねてカフェ風休憩室で伝えることも可能です。

こうした簡易的なミーティングスペースを確保することは、会議室の有効活用にもつながります。常に会議室が予約で埋まっていて、必要な会議を開催できないといった事態を回避できるからです。また、機動的にミーティングを実施できるようになるため、情報共有の密度や頻度が高まる効果も期待できます。

多目的スペースとして利用する

オフィスカフェを多目的スペースとして利用する方法もあります。社内イベントやセミナー、勉強会などのスペースを兼ねることで、オフィススペースの有効活用にもつながる点もメリットの1つです。

多目的スペースとして利用することを想定するなら、カフェ風休憩室にホワイトボードやプロジェクターを用意しておくことをおすすめします。移動しやすい椅子やテーブルを選ぶことで、目的に応じてレイアウトを簡単に変えられるスペースになるでしょう。

ABWの一環として取り入れる

カフェ風休憩室をABW(Activity Based Working)の一環として取り入れるという考え方もあります。ABWとは、業務内容や目的に応じて働く場所を自律的に選ぶ働き方のことです。PC1台で完結する業務や、クリエイティブな思考に集中する必要がある業務などは、できるだけリラックスできる環境で取り組みたいという従業員もいるでしょう。オフィスカフェを休憩室としての用途にあえて限定しないことで、第二の執務スペースとして活用できる可能性があります。


カフェ風休憩室の導入事例

カフェ風休憩室を導入している企業の事例を紹介します。具体的な用途や導入効果にもふれていますので、カフェ風休憩室の設置を検討する際に役立ててください。

リフレッシュエリアをカフェ風に|富士電機株式会社様

従来、研修受講者向けの休憩室として利用していた部屋を、カフェ風休憩室へとリノベーションした事例です。一人でも複数人でも快適に過ごせる空間を提供することで、研修受講者の満足度向上に寄与しています。また、休憩室以外にも打ち合わせや講習会、懇親会など、さまざまなシーンで活用される多目的スペースとなりました。おしゃれなカフェ風休憩室が設けられたことにより、会社のイメージアップや社内コミュニケーションの活性化といった効果がもたらされています。

遊休スペースをカフェ風に改装|淑徳大学様

従来は遊休スペースだった場所を活用してリフレッシュエリアに改装した事例です。木のぬくもりが感じられる内装のほか、ナチュラルなテイストの什器や植栽パーティションにもこだわることで、リラックスして過ごせるカフェ風スペースへと生まれ変わりました。この事例のように遊休スペースをカフェ風休憩室にリニューアルする方法は、オフィススペースを有効活用するための施策としてもおすすめです。

カフェ風休憩室の空間づくりのコツ3選  

カフェ風休憩室を設置するにあたって、押さえておきたいコツを紹介します。より快適で過ごしやすい空間にするためにも、次の3点を取り入れてみてはいかがでしょうか。

1.空いたスペースを有効活用する

カフェ風休憩室は既存の休憩室を改装するほか、執務スペースの一角を活用して設置する方法もあります。十分なスペースを確保するのが難しい場合は、カウンターやテーブルとスツールを設置して、簡易的なオフィスカフェにするのもおすすめです。遊休スペースや書類などの保管スペースになっている場所があるようなら、オフィスカフェの設置場所として活用してみてはいかがでしょうか。

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2. セルフサービスで利用できるグッズを取り入れる

カフェ風休憩室を訪れる従業員が、セルフサービスで利用できるグッズを取り入れるのもおすすめです。コーヒーメーカーやウォーターサーバー、電気ケトルとティーバッグなどを設置することで、各自が好きな飲み物をいつでも楽しめます。

カフェ風休憩室を利用する際の基本的なルールもあわせて定めておくとよいでしょう。たとえば、使ったものは各自で片付ける、清掃を当番制にするといったルールを定めることで、従業員に当事者意識をもって利用してもらうことが大切です。

3. 緑化&木質化でリラックス効果を高める

オフィスカフェのリラックス効果を高める工夫として、緑化&木質化もおすすめです。緑化&木質化とは、オフィス内にグリーンや木製の什器などを積極的に取り入れることを指します。植物がもたらす視覚的なやすらぎに加え、木の暖かみや香り、手触りがリラックス効果をいっそう高めてくれるでしょう。

大規模な改装工事を行うのが難しい場合は、置くだけの植栽パーティションで空間を緩やかに区切ったり、載せるだけで設置できる木製天板を活用したりする方法もあります。自然を感じられるカフェ風休憩室で、リラックス効果を高めてみてはいかがでしょうか。

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緑化&木質化によるオフィスリノベーションにご興味をお持ちの事業者様は、キイノクスのサービス紹介ページもぜひご参照ください。

カフェ風休憩室はポイントリノベーションにもおすすめ

カフェ風休憩室の設置は、集中力のリセット効果や社内コミュニケーションの促進といった効果だけでなく、心理的安全性の向上や人材採用の強化といった多くのメリットをもたらす可能性があります。既存の休憩室の改装はもちろんのこと、遊休スペースの活用にも適したカフェ風休憩室の設置は、ポイントリノベーションにもおすすめです。

キイノクスは、自然素材で作るオフィスリノベーションをサポートしています。木の質感やぬくもりを活かした空間デザインにより、働く場の価値を高めるご提案ができる点が大きな特長です。木質化による快適なカフェ風休憩室の設置にご興味をお持ちの事業者様は、ぜひキイノクスにご相談ください。ショールーム見学も随時承っています。

      

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