コラム
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2025.02.21【キイノクス導入事例】従業員が自然体でいられるオフィスづくり「Innovation Tree」

“経営が見える”訪問型経理アウトソーシングサービスやDX化支援サービスで、企業の発展・成長を支える株式会社Innovation Treeは、2024年3月に兵庫県神戸市のオフィスを増設。その際、キイノクスの木製フリーアドレステーブル「freemo」や「simo」、植栽パーティション「Hedge」などを導入されました。従業員にとって居心地が良い場所を目指し、オフィスの木質化・緑化に着手した同社ですが、実際にキイノクスの商品を使ってみて、どのような感想を抱かれたのでしょうか? 代表取締役社長兼CEOの田中優介さんに伺います。

【導入商品】
・フリーアドレステーブル「freemo」 1台
・デスク「simo」 5台
・植栽パーティション「Hedge」 5台
・社名サイン+受付台
 

田中優介 プロフィール
代表取締役社長兼CEO
新卒で事務機器販売会社に入社してIT部門の営業を経験後、財務・経営システムの開発・販売を行う(株) ミロク情報サービスへ。1年目で社長賞を受賞する。営業として税理士・公認会計士と顧問先企業との連携をサポートするなか、ITと財務経理の知識を身につける。30歳のときに経験豊富なシニアの活躍の場が少ないという社会課題を目の当たりにしその解決を目指して起業。人材紹介事業および経理のアウトソーシング事業を行う(株)シニアエイド・イノベーションを設立。
2023年4月(株)Innovation Treeに社名を変更し、事業を拡大中。

木のぬくもりにこだわった空間づくり 

――キイノクスの木製オフィス家具を導入されるまでの経緯をお聞かせください。

キイノクスの商品は、2023年の秋にビジネスマッチングのサービス経由でご紹介いただきました。その頃はオフィスの増設を検討していた時期で、社名を変えたタイミングでもあったため、新たな社名のブランドイメージに合った内装を手掛けてくれそうな業者を探していたんですね。

弊社は元々、シニアエイド・イノベーションという社名で、シニアの方が活躍できる場所をつくりたいという想いで始めた会社です。2023年には、より世代間を超えたボーダレスな社会をつくることを目的に、社名をイノベーションツリー(Innovation Tree)へと変更いたしました。木や樹木を表す「Tree」を社名に取り入れたのは、木にはぬくもりや憩いの場、生命のライフサイクルなどのイメージがあって、私が目指す“居場所づくり”にぴったりな言葉だと思ったからです。

増設したオフィスも、木のぬくもりが感じられるような心地良い居場所を目指していたため、ご提案いただいたキイノクスの木質化・緑化空間は、我々が思い描いていたものと合致しました。木に包まれるイメージで、良い意味で“生活感”を感じることができると言いますか、フィーリングがバッチリ合ったという感覚を今でも覚えています。

キイノクスの木製オフィス家具に期待したことは?

――どのような効果を期待してキイノクスの商品を導入されましたか?

増設されたオフィスは、従業員だけでなく、お客様にもご利用いただく場所なので、入室されたときに柔らかい印象を持ってもらえることを期待しました。一般的なオフィスって、鉄筋に囲まれてる場所が多いんですよね。部屋の中や周りもそうですし、ビル自体が鉄筋コンクリートの塊なので、どうしても冷たいと言いますか、ビジネスライクな印象を与えてしまうと思うんです。

その点、木や緑のぬくもりに溢れた空間は温かみがあってリラックスできますし、打ち解けて話せるような雰囲気をつくりやすくなるのではないかと考えました。見た目にもインパクトがあって、思わず人が集まりたくなるような空間を目指しました。

オフィスの木質化・緑化のメリットはコミュニケーションの活性化

――キイノクスの木質化・緑化空間の感想をお聞かせください。

すごく居心地の良い場所に仕上がったと感じています。室内に木や緑があると、すごく癒されるんですよ。キイノクスの商品の場合、無塗装なので手触りも“木そのもの”ですし、少し汚れても紙やすりでサッと削れば目立たなくなるというメンテナンスのしやすさにも惹かれました。机に傷がつくと字を書くときに引っかかりやすくはなりますが、下敷きを使えば問題ありませんし、傷もそのうち味が出るのではないかと思っています。

オフィスの雰囲気としては、イメージ通りに仕上がったので全体的に満足していて、特に植栽パーティションの「Hedge」はお気に入りですね。パーティションの上に植物を飾れるのが気に入りました。本物の植物ですから徐々に葉が増えたり、ツタが伸びたりするのですが、その成長を見守るのが大好きで、水やりや手入れをしているだけで癒されます。植物に触れたり、植物の成長が見て取れたりすると、何というか“ほんわか”するんですよ。

従業員も水やりをしてくれるんですけど、そのときに「めっちゃツタが伸びましたね!」なんて会話をすることも(笑)。植物の成長や手入れを通して、社内でコミュニケーションが生まれるのって、個人的にはすごいことだと思っています。これも木や植物に囲まれた空間ならではのメリットと言えるかもしれません。

個人的な話になるのですが、実は淡路島の南あわじ市に移住して、農業に関わっていく予定なんですよ。その繋がりで、南あわじ市の自然農の畑をお手伝いしているのですが、自然に囲まれている環境って、そこに居るだけで癒しの効果を感じられるんです。自然の中だとご飯も非常に美味しく感じられますし、人間も自然の一部なんだと実感できますね。

食事が美味しく感じられるのも、木と緑に囲まれた空間ならではのメリットだと言えそうです。実際に私も従業員も増設されたオフィスで昼食を取るのですが、木質化・緑化された空間なので無機質な部屋で食べるよりも美味しく感じますし、堅苦しい雰囲気になりにくいですね。来客された方もこの新オフィスで打ち合わせをしていて、今までのオフィスよりもリラックスされていますし、フランクな会話ができている印象です。お客様からは「木の香りを感じられたり、木に包まれていたりする空間って、居心地が良いですよね」っていうお声もたくさんいただきました。

目指したのは安心感のある“居場所づくり” 

――オフィスづくりに対するこだわりや想いをお聞かせください。

私の感覚では、オフィスにカッコよさというものは求めていなくて、純粋に“居場所”をつくりたかったんです。今の時代、「自分らしく生きられる居場所がない」って感じてしまう方も多いと思うんですよ。だから居場所づくりって言うんですかね、居心地の良い場所、みんなが集まりやすい場所、いつでも来ていいと思えるような安心感のある居場所づくりを目指しました。

一般的なオフィスは、“働く場所”という面ばかりにフォーカスが当たりますが、そもそも仕事も生活の一部ですし、決して切り離して考えるものではないはずです。人と関わって、人のためになることをするのが仕事の本質で、自分の生き方やライフスタイルにも密接に関わるものなので、オフィスも自分らしくいられる居場所をつくりたいという想いがありました。木や緑に囲まれた場所って、やはり人間にとっても居心地が良くて、自然体でいられる場所だと思うんです。居心地が良くて安心感があるから、年齢関係なく自然と人が集まってくる、そんな場所をこれからもつくっていきたいと考えています。

      

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