コラム
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2023.07.19【キイノクス オフィス導入事例】社員のコミュニケーションが活性化。一枚木のデスクで令和のオフィスに「太平電機」

こんにちは。もりのきのこです。2023年6月からキイノクスのメンバー企業に加入された太平電機株式会社は、1976年創業の電子部品の専門商社です。会社をリフォームされる際、メンバー加入と同時にキイノクスの「フリーアドレステーブル freemo」と「置くだけキャビネットフレーム coverest」を導入されました。そこで、実際の使い心地や導入に至る経緯、またキイノクスのメンバー企業として、どのような活動を期待しているかなどをオフィスに伺い、聞いてきました!

 

太平電機株式会社

経営企画室取締役
伊藤美保さん
代表取締役社長
樋口公平さん
業務部主任
高橋奈緒子さん

 

職場に癒しをプラスし、昭和のオフィスから令和のオフィスへ

――はじめに、数多くあるオフィス家具の中からキイノクス オフィスを導入するに至った経緯について教えてください。

高橋奈緒子さん(以下高橋)「会社のリフォームをする際に、デスクはなるべく国産木材を使用したものを使いたいという考えがありまして『オフィス デスク 国産』で検索したところ、キイノクスに辿りつきました。
ホームページを拝見し、探していた長い木のデスクがあったこと、キイノクスのプロジェクトがSDGsに力を入れており、デスク購入によるカーボンニュートラル貢献量が数値化されるなど、導入企業の環境貢献を重視していることも導入の決め手になりました。

後日、伊藤と一緒にショールームに伺いました。今までは一般的な無機質なオフィスデスクを使用していたので、キイノクスのデスクを触ると質感で癒されましたし、見た目も温かみがあり、これはいいなと思いました。」

 

 

――実際に導入されての感想や社員のみなさんの反応はいかがでしょうか?

伊藤美保(以下伊藤)「ショールームで見てはいたんですが、実際にオフィスに設置したらすごく素敵で、未だに出社の度にワクワクします。朝は社員がパソコンも開いてないし、ノートも開いてないから、机の木目がバーンとキレイに見えるので圧巻です。想定していた以上でした。」

 

 

高橋「社員にキイノクスのデスクを使っての感想についてアンケートを取りました。『見た目が癒される』『触ったらリラックスできる』『木の香りがいい香り』と、癒し効果についての意見が多かったです。やはり一般的な事務机とは全然違う印象です。
これは私の感想ですが、リフォーム後に出社したオフィスは、柔らかい雰囲気になったと感じています。あとは、業務中に緊張したりイライラした時に、机を触って気持ちを落ち着かせている人も見かけます。」

樋口公平さん(以下樋口)「以前は無機質なひとりひとつの事務机でしたので、働く環境はガラッと変わったと思います。特に木の香りがするのが一番びっくりしたんじゃないでしょうか。昭和のオフィスから平成を飛ばして、働く環境に癒しや心地よさを意識した令和のオフィスになり満足しています。」

 

 

カーボンニュートラルの先のカーボンマイナスをみつめる環境への取り組み

――キイノクスのカーボンニュートラル貢献の見える化に対して共感いただいたとのことですが、太平電機では何か取り組みはされているのでしょうか?

伊藤「弊社ではカーボンニュートラルに力を入れていて、あともう少しで目標数値を達成というところまできています。なので、リフォームの際にもCO2を削減するような製品や、環境活動に目を向けている企業と繋がりたいという気持ちもありました。」

樋口「私たちの会社は、環境省の認証制度であるエコアクション21を開始年度の2005年に取得しています。主にCO2削減をしていて、初年度排出量が40トンだったのが、昨年度は2.7トンまで減りました。今会社で使っている照明もエアコンも、全てCO2が発生しない再生可能エネルギーの電力でまかなわれています。
一昨年には、神奈川県の取り組んでいるかながわRE100という、再エネ率100%利用事業所として県内で13番目に認定されました。

 

 

国は2050年にCO2排出量をゼロにするのを目標にしていますが、弊社はあと2.7トンですので数年で達成させたいと考えています。なので、キイノクスのデスクを使ってのカーボンニュートラル貢献量を数値化してもらえるとのことでしたので、2.7トンからどれだけ減るのかも期待しています。
自社が電機機器を商材としている会社だからこそ、電気を使ってもCO2が出ないということを業界のトップランナーとして証明していきたいと考えています。私たちはカーボンニュートラルの先の、空気中のCO2を削減するカーボンマイナスに目を向けています。そのためには、木がCO2が吸収してくれますので、このデスク利用は私たちが目指す社会のシンボルになってほしいですね。」

 

――積極的に環境活動に取り組んでいることに驚きました!今後キイノクスメンバーとしてチャレンジしてみたいことはありますか?

伊藤「キイノクス オフィスでは、購入量に応じた植樹サービスを提供されていると聞いて、弊社に導入したデスクの為の植樹に太平電機でも参加したいと思いました。まだ新しいプロジェクトとお聞きしているので、お互いアイディアを出しあって立ち上げから協力していきたいです。」

 

 

樋口「太平電機では、ECOひいきプロジェクトという森の生き物を守る活動もしています。そのプロジェクトでは、「地域の自然を守るタオル」を販売していて、今治のハンドタオルに絶滅危惧種の動物を刺繍して、その動物が生息する地域でのみ販売しています。1枚当たり100円を現地の自然保護団体に寄付をしています。そのタオルの包装作業は各地の障害者就労支援施設にお願いしています。

 

 

私たちの会社も色々な活動の中で立体的に生き物や植物の環境を守りたいと考えているので、今後もキイノクスプロジェクトと連携していきたいです。」

仕切りがないけれど不思議と落ち着くのが理想のオフィス

――太平電機さんの環境に対する想いを聞き、キイノクスとしても共鳴する部分がたくさんありました!最後にみなさんが考えるこれからのオフィスのカタチを教えてください。

 

 

伊藤「社長室や部長室があってというようなオフィスではなく、今回導入したフリーアドレステーブルのような、隔たりのないみんなが一丸となれる空間が求められているのかなと感じています。今はデスク下のキャビネットが無いことで、ちょっと打ち合わせしたいときは椅子を移動すれば話しができるので、社員同士のコミュニケーションがとりやすくなりました。以前は自分の席からなかなか移動しなかったので、いい変化だと思っています。」

樋口「今は個が大切になれる風潮ですが、テレワークになってますます強まってしまったように感じます。我々は商社としては情報を元にいかに速く動けるかが重要となってきますので、ちょっとした会話が商売のネタになるかもしれない。新しいものは人と人の知恵の結晶から生み出されますので、そういう意味でも“個”から脱していかなければならない。
なので、仕切りがあって個人の引き出しがあってというオフィスではなくて、仕切りが無くて繋がったデスクだけれど、落ち着いて仕事ができる、という環境が必要とされていくのではないでしょうか」

 

 

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