国産木材を活用したオフィス向け家具やフローリングで、オフィスの木質化を提案する「キイノクス オフィス」。2022年11月には、キイノクス オフィスならではの“木”の魅力を五感で感じられるショールームが完成しました。
BIPROGY株式会社豊洲本社(東京都江東区)1Fにあるショールームの展示や各製品の特長などをキイノクス編集部がご紹介させていただきます。
木の香りと質感でやすらぎが感じられる「国産木材デスク」
キイノクス オフィスでは、「フリーアドレスデスク」や「個別デスク」などの国産木材デスクを扱っています。
これらの製品の特長は、国産杉材天板のやさしさと黒スチール脚部のスタイリッシュさを両立したデザインに加えて、意図的に天板を“無塗装”にしていること。
一般的な木製デスクは、傷や汚れを付きにくくするためにウレタンなどで塗装するのですが、その場合、木が持つ本来の香りは失われてしまい、触感もツルツルとした人工的なものになってしまいます。
一方で、無塗装なら木の香りが際立ち、触感も温もりがあって少しザラザラしている心地良い手触りになります。
たしかに傷や汚れは付きやすくなりますが、塗装をしていないため、紙やすりなどで簡単にメンテナンス可能。結果、加工されたものよりも、繰り返し長く使えます。
デスクはオフィス空間のなかで、一番長く触れているもの。オフィスの木質化を検討する際は、まずはデスクから取り入れてみてはいかがでしょうか?
国産木材デスクの導入事例
健康経営の一環でオフィスを木質化 「ユニファースト」
リラックス&集中できる木の「ワークブース WOOBO」
在宅ワークの時間やオンライン会議の機会が増加したことにより、パーソナルワークスペースの需要も高まりました。
「ワークブース WOOBO」は、集中して業務ができる個人ブースが欲しい、周囲を気にせずオンライン会議ができるスペースが必要といったニーズに応えるため、誕生した製品です。
「木の持つリラックス効果や吸音機能が快適なワークスペースをつくりだす」や「木に囲まれたパーソナルスペースは落ち着いて仕事に集中できる」などの理由で、ウッドデザイン賞2021を受賞。2022年11月には商標登録もされました。
電気工事は不要、現地で組み立ててからコンセントに接続するだけで、すぐに使用することができます。
約0.6畳のスペースがあれば設置できるので、オフィスでも個人宅でも気軽に導入できるワークブースになっています。
WOOBOは国産杉材でつくられたワークブースで、かぐわしい香りや独特の手触りなど、木ならではの心地良さを五感で感じることができます。
木を嗅いだり触れたりすることでのリラックス効果や視覚的にも優しい木目調で、コンパクトながら圧迫感のない空間に仕上がりました。
ワークブース WOOBOの導入事例
木の香りに包まれるオンライン面談用個室ブース「ブラッシュアップ・ジャパン」
オフィスの床を手軽に木質化「置くだけフローリング」
ショールームの木の床は、「置くだけフローリング」を使っています。この製品は天然木でつくられた複合フローリング板で、最大の特徴は“置くだけ”でオフィスの床を木質化できること。
今の床材を剥がすことなく、釘や接着剤で床を傷めることもなく、木の床同士を組み合わせて置くだけで、しっかり固定。足元から木の温もりが感じられるリラックス空間を手軽につくりだすことができます。
導入時に大規模な工事をすることなく、移転時の原状回復工事もほとんど必要ありません。
さらに繰り返し使えるサスティナブルな製品で、移転先のオフィスに再設置も可能。フローリングに傷や汚れが付いても削りなおして対応できるので、移転すればするほどトータルコストが安くなります。
カーボンニュートラルへ貢献できる木のオフィス
キイノクス オフィス サスティナブル パッケージの製品はすべて循環型素材である木材を使用しています。
使用した木材分のCO2を固定し、使った分の木を植える活動を通じて、カーボンニュートラルへ貢献。木々のサイクルを促進させることで、森林環境の保全にも繋がるわけです。
また、キイノクス オフィスを導入された企業さまには、林野庁が公表している算定方法をもとにしたカーボンニュートラル貢献量の証明書を発行、カーボンニュートラルへの関心の高い方々から喜ばれています。
キイノクス オフィスのショールームは、BIPROGY株式会社豊洲本社(東京都江東区)にて、常時展示中です。見学をご希望される場合は、お問合せフォームよりご希望日時をご連絡くださいませ。
キイノクス オフィス サスティナブル パッケージの特長