キイノクスは、[KI(木)]×[INNOVATION(革新)]×[X(掛け合わせ&未知への可能性)]の3つの言葉を組み合わせた造語。「木と人がともに活きる未来をつくる」をミッションに、国産木材の利活用および流通を促進させる事業活動を通して、森林の環境改善、地球環境の保全、地域経済の活性化、人々の心身の健康など社会的課題の解決を目指すプロジェクト名です。
このプロジェクトには、さまざまな業界のプロフェッショナルが参画し、サスティナブルな社会づくりを推進しています。
今回は、2023年6月からメンバー企業として参加された太平電機株式会社様をご紹介します。
電子部品の専門商社
1976年創業の太平電機株式会社は、神奈川県横浜市に本社営業所と埼玉県に営業所を構える、電子部品の販売を行う専門商社です。電源スイッチなどで一般的に使用されるスイッチ類をはじめ、電線と電線または電線と電気器具をつなぐコネクタ類、光通信部品などを取り扱っています。
コネクタや電線など部品単体の販売だけでなく、ワイヤーハーネス(コネクタ+電線)やコネクタ+筐体などの加工品も提供可能です。部品や部材の在庫があれば、1つから販売や加工品の製作ができる小ロットで提供をしてくれます。さまざまな要望に寄り添い、提案型のセールスエンジニアがトータルコーディネートをしてくれる「接続」のプロフェッショナルです。
「地域の自然を守る」取り組みがリンク
太平電機は、「ECOひいきプロジェクト」と称した奄美大島、徳之島、沖縄に生息する鳥や野生動物の自然保護グッズの企画・販売を行う取り組みをしています。「地域の自然を守る」をテーマに、自然のサイクルを促すだけでなく、地域の産業を活性化させていく仕組みづくりを目指したプロジェクトです。
これまで、自然保護団体への寄付金付きタオルの販売をはじめ、怪我をした動物を入れる専用ダンボール箱「どうぶつレスキューボックス」の開発・販売、自社の電子部品・電子機器の知見を活かしたロードキル(車と野生動物の衝突)防止のセンサー装置の開発などを行ってきました。企業の敷地の野鳥調査などでSDGsの目標15を支援する事業も展開しています。
また、2005年には環境省エコアクション21に登録。二酸化炭素の排出量「40トン/年」からスタートし、2022年には「2.7トン/年」まで削減しました。引き続き、カーボンニュートラルを目指しています。
「かながわSDGsパートナー」にも登録されており、これらの活動の中で、キイノクスの自然環境や地域環境の保全、地域経済の活性化を目指したプロジェクトに共感を覚えたことから、国産木材を活用したオフィス製品を導入。さらにキイノクスへメンバー企業として参画しました。
<会社情報>
太平電機株式会社
代表取締役社長 樋口 公平
神奈川県横浜市神奈川区反町2-15-6(本社/横浜営業所)
045-322-5055