キイノクス アップサイクルプロジェクトは、京都第一ホテル様よりご依頼をいただき、未利用材や端材を活用したアップサイクル作品「アートオブジェ」を制作。京都第一ホテルの別邸に提供いたしました。
未利用材や端材アップサイクル「アートオブジェ」とは?
キイノクス アップサイクルプロジェクトが提供するアートオブジェは、本来捨てられるはずだった未利用材や端材を活用してつくられています。寺社仏閣の造形職人である宮殿師が集う「ウナテ工房」とともに制作し、巧緻な造形美を実現。用の美も併せ持つ新たなアート作品に仕上がりました。
京都第一ホテルの別邸に提供されたアートオブジェは、現場の雰囲気にあわせて素材や形をアレンジ。すべての作品は無垢の木材が使用されており、さまざまな樹種を組み合わせた鮮やかな色も特徴のひとつです。
制作者であるウナテ工房の宇奈手正志様に、アートオブジェに込められた想いをお聞きしました。
「デザイナーが表現したものを形にするのはアートオブジェが初めての体験でした。伝統工芸とは異なるフォルムが印象的で、球体は旋盤で形づくり、独特の曲線は小刀で削り出しています。京都第一ホテルにお越しになられた際は、ぜひアートオブジェならではの丸みがかった木の質感に触れていただければと思います。」
また、アートオブジェを導入された理由や設置後の感想について、京都第一ホテル 経営企画室 主査 浅田浩平様に伺いました。
「当ホテル別邸のロビーには、木でつくられたカウンターが設置されているのですが、その雰囲気に合うような飾れるものがありませんでした。アートオブジェを導入したのは、ロビーに調和する素材とデザインだと考えたからです。自然由来のものでつくられたナチュラルな作品なので、木や自然の温かみが感じられ、場の雰囲気が大いに良くなりました。別邸に宿泊されたお客様にも、木の温かみを感じていただければ幸いです。」