2023年8月29日(火)、リリカラ麻布台ekuboにて、リリカラ×キイノクスのトークセッション&ワークショップが開催。キイノクス オフィスの企画・開発を担当しているグリーンデジタル&イノベーション株式会社 取締役の石川玄哉が登壇しました。
リリカラ株式会社は、オフィスデザイン・内装レイアウト設計やインテリア事業などを展開する企業で、キイノクスのオフィスパートナー企業でもあります。
トークセッションでは、カーボンニュートラルや国産材利用などをテーマに意見交換がされました。
石川玄哉 プロフィール グリーンデジタル&イノベーション株式会社 取締役 株式会社KIJIN 代表取締役 木に特化したクリエイティブディレクター 2008年に明治大学を卒業後、専門商社株式会社山善に入社。量産家具の商品企画部門に従事。働く中で、耐用年数の短い量産家具の限界を感じ、2012年末に脱サラ。2013年に知識・経験・人脈ゼロの状態から、オーダーメイド家具屋をすべく独立。永く人と共に生きれる木材に特化したオーダーメイド家具屋「KIJIN」を設立。2021年キイノクスオフィスを立ち上げ、オフィス木質化事業を展開。 |
第1部:トークセッション
トークセッションでは、石川から以下の説明がありました。
1.そもそも国産木材の利用は必要なの?
2.森に木が増えることって問題なの?
3.現状、国産木材はどのようなところで使用されている?
4.カーボンニュートラルってよく聞くけど、どういうこと?
5.カーボンニュートラルのためには、具体的になにをすればよいのか?
6.木材をオフィスに使うことによる“働く人”への効果とは?
第2部:国産材 削るワークショップ
ワークショップでは、キイノクス オフィスチームの吉村から最初に削り方の説明があり、そのあとトークセッション参加者の方が実際にトライしました。キイノクス オフィスのデスクは、無塗装のスギ材を採用しており、お客様が愛着を持って長く使っていただける商品です。紙やすりを使って表面を軽くこするだけで傷や汚れがとれて、きれいな木目が戻ります。
トークセッション&ワークショップに参加された方々からは、以下のコメントをいただきました。
●感覚的にしか理解できていなかった「木の大切さ」「カーボンニュートラル」について、論理的に理解ができた
●オフィスの木質化の効果だけではなく、森林のサイクルと企業成長の2つの和を回す仕事に携わっているのだと知り、より一層「木」の良さを提案&発信していくべきだと感じた
●実際に木の天板を削ったり木の香りを感じたり、体験型の勉強会だったので非常に印象に残った
●森林を循環させる意味や目的を改めて知ることができ、国産木材利用の重要性について理解が深まった
●国産材使用がどうして森林保全に繋がるのか、カーボンニュートラルとは何なのか、根本的なところから誰にでも分かりやすい言葉で教えてくれたこと
●木は二酸化炭素を吸収し、酸素を生成するため、あればあるほどいいと思っていた。だが、ある程度は木を間伐しなければ、地面に太陽光が届かず、木々の根を腐らせ森林の衰退化してしまうとは知らなかった