コラム
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2025.05.14【キイノクス導入事例】木製ワークブースでオンライン面談環境を改善「ポジウィル株式会社」

オンラインによるキャリア相談やパーソナルトレーニングなどのサービスを提供しているポジウィル株式会社は、2024年にオフィスを移転。オンライン面談の環境を整えるためにキイノクスの木製ワークブース「WOOBO」を10台導入されました。市販されているワークブースは価格や機能などがそれぞれ異なりますが、その中でWOOBOを選ばれた理由とは? 導入の経緯などを斉藤さんと石野さんに伺いました。実際にWOOBOを利用している社員の方からの感想もご紹介します。

木製ワークブース「WOOBO」導入の決め手は価格とデザイン性

――木製ワークブース「WOOBO」を導入された経緯をお聞かせください。

弊社は主にオンラインによるキャリア相談を行っている会社で、今後の業務拡大に備え、オフィス移転とワークブースの増設を検討していました。移転前のオフィスでも完全個室型のパーソナルブースを5台、自作のワークブースを10台ほど設置してたのですが、自作ブースは防音性能が低く、使い勝手もあまり良くなかったんですね。自作ブースの代わりになるものを探すため、インターネットで情報収集したり、比較サイトで検討したりしていたとき、目に留まったのが「WOOBO」でした。

WOOBO導入の決め手となったポイントは2点ありまして、1点目は価格です。弊社では10台ほど導入する必要があったので、ワークブースの価格は重要な検討材料になりました。有名メーカーのワークブースは1台あたり100万円近くするため、10台導入すれば1000万円ほどかかってしまいます。オフィス移転やその他の設備投資のことを踏まえると、もう少しコストを抑えなければならなかったため、WOOBOの約50万円という価格帯は非常に魅力的でした。

2点目はデザイン性です。世の中にある多くのワークブースは金属的で閉塞感があり、長時間過ごすには圧迫感があります。一方で、WOOBOは国産木材でつくられていて、ナチュラルで優しいな雰囲気のデザインだと感じました。弊社の業務は5~6時間に渡ってワークブースを使用することもあるため、「過ごしやすさ」「閉塞感のなさ」という点も重視すべきポイントのひとつです。実際にキイノクスのショールームでWOOBOを体験した際、木の香りや質感、優しい見た目は過ごしやすいと感じましたし、付属の照明もしっかりと明るくて、使い勝手の良さも実感できましたね。

もちろん、最初からWOOBOを導入すると決めていたわけではなく、他メーカーの商品との比較検討も行っています。オフィス家具メーカーのショールームで個室ブースを拝見しましたし、それぞれ魅力的な部分も確認できたのですが、最終的にコストとデザインの両面で一番バランスが取れているWOOBOを導入することになりました。

社員にとって快適で働きやすいオンライン面談空間を実現

――WOOBOの感想をお聞かせください。

事前にショールームで実物を見ていたので、設置後のイメージはあったのですが、実際に10台並べてみると木質感が想像以上でしたね。WOOBOは心地良い木の香りも放っていて、観葉植物とはまた違った“自然の存在感”を身近に感じることができています。ビルの中に居ても、閉じ込められているような感覚が薄れるんですよ。木のザラザラした手触りも“本物感”があって気に入りました。見た目のインパクトも強くて、設置後のみんなの反応はとても良かったです。社員の中には完全個室の方が好きなメンバーもいますが、多くのメンバーは開放的な空間を好んで、WOOBOを使用しています。

導入前の唯一の懸念事項だった防音性能も問題ないようです。ワークブースを10台も並べるので騒音が心配だったのですが、各社員がヘッドセットを利用していることもあって、オンライン面談中に周りの音が入ってきてしまうという話は聞きません。ただ、WOOBOはオプションで天井の開閉が選べるとも聞いていたので、後から柔軟に対応できるな、とは思っていました。もし騒音の問題が発生した場合は天井を閉じるつもりでしたが、現在は開放した状態で問題なく使えています。空調の通りも良くて快適という声が届いていますね。以前のオフィスで使用していた自作ブースは、周りの話し声が気になるという意見が数多く出ていましたが、そのときと比べると今の環境はかなり改善されました。

実際の使用感は? 社員に聞く木製ワークブース「WOOBO」の感想


・木の温かみがとても印象的で、一目見て好きになった。自然な雰囲気が心地良い
・他のブースだと閉塞感を感じることもあるが、WOOBOは木の質感や開放感のおかげで、落ち着いて過ごせる
・木の香りや、触ったときのザラっとした自然な手触りでリラックスできる。緊張しているとき、無意識に木の表面を撫でていた
・ナチュラル志向のカフェに居るイメージ
・ライトがおしゃれで、気分が上がる
・オンライン面談中、お客様から「後ろの声が気になる」などのクレームもなく、快適に使えている
・コンパクトだけど、圧迫感が意識に反映されない
・WOOBOの中ならば長時間の作業でも元気が保てる
・照明がしっかりと明るいため、夜でも快適に使える。手元が見やすく、メモが取りやすい
・木の色味や香り、触り心地が良く、身体的にも精神面にも快適
・天井がないため、開放感で空気がこもらない
・毎回、同じ場所のWOOBOを使用するほど気に入っている。自分専用みたいな感覚で使えている
・完全に閉じ切った空間ではないため、周りのメンバーの頑張りを感じることができる
・机の奥にあるライトは少し明るすぎると感じることがあるため、明るさの調整機能があるとなお良い

社風とメリハリをコンセプトにしたオフィスづくり

――オフィスづくりに対するこだわりや想いをお聞かせください。

移転後のオフィスは、“社風に合わせた空間のメリハリ”をコンセプトにしました。オフィスの壁は無機質な白一色ではなく、コーポレートカラーに合わせた明るい色味を取り入れています。弊社のポジウィル(POSIWILL)という社名は「ポジティブな気持ちで人生を歩むこと」に由来していて、それはお客様だけでなく社員にも当てはまるため、社員の気持ちがポジティブになれる空間を意識しました。

また、空間のメリハリを大切にするため、面談用のWOOBOを置いた部屋とゆったり仕事ができる執務室は、それぞれ独立したスペースになっています。以前のオフィスは執務エリアと面談ブースが一体になっていて、例えば社員が何かを達成して喜びの声を上げたとき、その声が面談中のお客様に届いてしまう、ということも起こっていました。お客様を困惑させてしまうのは良くありません。しかし、社員のポジティブな感情を抑制するのも良くない……。そう考えて、新しいオフィスではメリハリを意識して、お客様にとっては安心してご相談いただける、社員にとっては働きやすい環境を目指しました。

ほかにもフリーアドレスを採用したり、ひとりで集中したい時などに使える「集中ゾーン」を設けたりして、社員はその日の気分や業務内容に応じて自由に席を選べるようにしています。空間にメリハリがあると、社員自身が「今日の業務はここでやろう」と考えて選択できるので、より働きやすい環境になったはずです。

弊社のサービスは「人生相談」に近いもので、お客様に安心してお話いただくには社員の前向きな気持ちも重要になります。働きやすいメリハリのある空間も、社風に合わせた明るい色使いもすべて、社員や、社員と関わるお客様が少しでも前向きになれればと考慮したものです。人生について、マンツーマンでじっくり話すには適度に閉ざされた空間が必要ですが、そこに圧迫感があってはポジティブな気持ちは生まれにくくなるものです。その点、WOOBOは弊社の希望を満たしてくれる、非常に貴重な空間となりました。今後も“社風に合わせた空間のメリハリ”をコンセプトに、より良い環境をつくりだしていきたいと考えています。


会社概要

【ポジウィル株式会社】
キャリア相談サービス『POSIWILL CAREER』では、ご自身が「どう生きたいか?」でキャリアを決め、前に進めるように、認知変容から行動変容まで伴走していきます。キャリア・人生に迷ったらポジウィル株式会社にご相談ください。

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